近代の山鹿の偉人たちシリーズ006~江藤慎一~
- プロ野球史上唯一 両リーグ首位打者
プロ野球でただ一人の両リーグ首位打者。昭和三十四年(一九五九)に中日 ドラゴンズに入団した慎一は、昭和三十 九年(一九六四)、四十年(一九六五)には、巨人の王貞治の三冠王を阻む首位打者となった。
昭和四十五年(一九七〇)にはロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に移籍し、翌年首位打者となり、史上初めての両リーグ首位打者となった。その人柄と豪快な打撃でプロ野球ファンをひきつけた慎一だが、その陰では、常に人知れず地道な努力と研究を行っていた。
引退後は、名球会の一員として、青少年の健全育成や野球の底辺拡大のため、全国で幅広く活動した。 - ウェブサイト: -