・エリア:山鹿市

・ジャンル:文化・歴史

・発行日:2013年07月01日


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近代の山鹿の偉人たちシリーズ017~星子敏雄~

  • 熊本市長を四期十六年務めた

     鹿本町庄生まれ。旧制鹿本中学卒業後、第五高等学校、東京帝国大学へと進む。大学卒業後は、あこがれとしていた中国大陸へと渡り、満洲国の高級官僚となった。
     満洲国の警務総局長まで上りつめたときに終戦を迎え、それから十一年間ソ連に抑留された。
     帰国後、熊本市の助役を経て、昭和四十五年に熊本市長に初当選。以後四期十六年の長きにわたって市長を務めた。
     「市政の基本は人間の心を大事にすること」として、人間尊重という視点のもと、さまざまな事業が進められた。また、在任中に見せた清廉潔白な政治姿勢は、熊本市民だけではなく、多くの人からの支持を得た。
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