・エリア:山鹿市

・ジャンル:文化・歴史

・発行日:2013年08月01日


・キーワード:

おすすめ  注目! 

・熊本ワード:

 

近代の山鹿の偉人たちシリーズ022~東 甚作~

  • 熊本県水稲採種の先達

    東甚作は、城北村(現在の山鹿市菊鹿町池永)村会議員や菊池郡組合議員等を務め、城北村収入役・助役を歴任後、大正6年、城北村長に就任。その間、優良な種もみ生産の研究・実践に努め、良質米の増産を実現し、熊本県内の水稲採種事業に多大な功績を残した。
     当時、熊本県農会は「肥後米」の銘柄確率を目指しており、そのために重要な稲の原種栽培に甚作が成功したことから、県農会より採種田組合の初代組合長に任命された。
     明治45年には、県内の採種田総面積の68%を城北村採種田組合が占めていた。100年を過ぎた現在も、当地の採種田組合は県内水稲作に貢献している。
  • ウェブサイト: -