・エリア:山鹿市

・ジャンル:文化・歴史

・発行日:2013年07月01日


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近代の山鹿の偉人たちシリーズ023~中山  優~

  • 生涯を中国問題の解決に捧げた哲人

     大正から昭和にかけて、日本と中国の関係が不安定な時代、中山優は、両国の平和のためにさまざまな問題の解決に力を尽くしました。
     時の総理大臣の「近衛三原則」の執筆に携わり、満州国の建国大学首席教授や特命全権公使を歴任し、日本と中国の間になくてはならない存在となりました。
     孔子・孟子の道を説く儒学者の一面を持つ優を尊敬する人は、日本・中国だけでなく香港・台湾・韓国などにも数多く、彼の葬儀には国内外から大勢の弔問客が訪れました。
     ある新聞人は、「中山先生こそ本当の人間国宝である」と評しました。そのような人格と功績が評価され、昭和四十五年、鹿本町名誉町民に推挙されました。
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